赤ちゃんのご誕生おめでとうございます。
パパママになって、赤ちゃんの可愛さにメロメロではないでしょうか。
そして まだ今から出産!というプレパパママ。
赤ちゃんの誕生が待ち遠しいですね♪
さて、赤ちゃんが生まれてから、1歳になるまで、いろいろなお祝い行事があるのはご存知ですか?
お祝い行事についてはこちらの記事でご紹介しています。
お祝いの行事はなんとなく知っているけど、具体的にはどうしたらいいのかわからない・・なんてパパママも多いと思います。
ここでは赤ちゃんが生まれて一番最初にするお祝い「お七夜」のお祝いについて、わかりやすく解説&記念に残るイベントにするためのお祝い方法をご紹介♪
こんな祝い方をしたよ!という先輩パパママの体験談もご紹介しますよ!
※商品の掲載情報は2018年7月時点のものです
目次
1「お七夜」のお祝い
「お七夜(おしちや)」は昔からある風習で、生まれた赤ちゃんとその子につけた名前をその土地の神様に報告し、親戚や地域の人々、お披露目・報告する日とされています。
なぜ「七」なのか。と思いますよね。
名前を付けたんだから、すぐに報告!お披露目!としたいうきうきとした気分のパパママもいるかもしれません。
はっきりとした由来はわかりませんが、昔は1週間以内に亡くなる赤ちゃんが多く、1週間をひとつの目安として、元気な赤ちゃんに名前を付けてお祝いをしたことから、1週間=7日で、「お七夜」のようです。
またこのお七夜は「命名式」と呼ばれることもあります。
「赤ちゃんの名前を神様に報告するため」に命名書に赤ちゃんの名前を記載し、神棚や床の間に飾ります。
近年、核家族化が進み、神棚や床の間がないという場合には赤ちゃんの寝ているベビーベッドの近くの壁に張ったり、額(フレーム)に入れて、飾ったりする人もいるようです。
2「お七夜」のお祝い する?しない?
お七夜のお祝いをするのか、しないのか。
パパママの実家の風習や、忙しさ、体調などで変わってくると思いますが、「お祝い」は是非してあげましょう。
赤ちゃんの時の記憶はあまり残りませんし、大きくなっても覚えていないけども、写真やビデオに残せば、ずっと想い出として、記念として残せます。
絶対生後7日目に!絶対みんなが集まってお祝い!なんて堅苦しくならないで、パパママの出来る範囲で赤ちゃんの誕生を、お名前付けをお祝いしてあげましょう。
小学校低学年の間に授業で「お名前の由来について」調べたり、「赤ちゃんの頃の写真」を使って自分年表を作ったりすることが多いです。
その際にきちんと由来を説明できるように、またお写真を渡してあげられるようにしてあげてくださいね。
え?写真?ないよ~(汗)なんてならないように、数年後の自分たちのために下準備しておきましょう!
3「お七夜」いつするの?
目安は生後7日目とされていますが、赤ちゃんもママもまだまだ慣れていない新生活。
退院した日の翌日なんてぜ~ったいに無理!
赤ちゃんとママの体調を考慮してお祝いをするのがベスト。
7日目が平日!なんてパパがほとんどなので、パパのお休みの土曜日や日曜といった風にお祝いする人の都合で日を決めても大丈夫です。
お祝いに参加するのは赤ちゃんのパパママ、両方の祖父母というのが一般的。
でもパパママの兄弟姉妹や曾祖父母など、お祝いに参加できる人がいるなら参加OK!
あまり大人数になると赤ちゃんもママも疲れてしまうので、気心のしれた少人数でお祝いするのがいいですね。
場所は「ママと赤ちゃん」がいる場所で行うのが一般的。
「自宅」や「里帰り先(ママの実家)」などで行います。
生後1週間程度の赤ちゃんは外出を控える時期ですし、ママもまだ床上げ前なので、のんびりできる「家」でのお祝いにしましょう。
赤ちゃんが寝てしまったら、寝かせてあげたり、授乳のために席をはずしたり、と気軽にできる場所がオススメです。
お祝いの席ではみんなで食事をすることが多いです。
昼食でも夕食でも参加者が集まりやすいように時間設定をするのがいいですね。
パパ・ママ・おばあちゃんの負担にならないように、仕出し料理をとったり、オードブルやお寿司をデリバリーしたり、ケータリングを利用してもOKですが、お赤飯や尾頭付きの鯛など、おめでたい祝い膳になるようにすると素敵です。
地域性もあると思うので、参加する目上の方(ママの方のおばあちゃんなど)に相談するのもいいですね。
お祝いの席なので「お酒」が出て宴会になることもあります。
でも「赤ちゃん」はまだまだ寝ている時間が多い時期なので、「大きな声にならない」「長時間に渡らない」「タバコは外で吸う」など気配りをするのはパパの役目ですよ。
お酒もほどほどにしましょうね。
もしパパとママのふたりでお祝いする場合は、ママの好きな物、産後の体に優しい物をパパが用意してあげてくださいね。
赤ちゃん
季節にあった肌着の上にベビードレスを着せるのがオススメ。
退院用に購入したベビードレス!退院の時にしか着せなかった~なんてことにならないように、ぜひこのタイミングで!
お宮参り用の祝い着を用意してある場合は、それを掛けてあげるのもの華やかになっていいですよ。
パパやママが赤ちゃんの頃の着物も保存状態が良ければ、素敵な記念になりますよ。
パパママ
お祝いにふさわしい服装がベスト。
パパはスーツもしくはスーツに準じた服装。
ママは産後なので楽だけども、それなりにきちんと感のあるアンサンブルや授乳口付きのワンピースなんかがオススメですよ。
写真をたくさん撮るので身なりは整えましょう!
祖父母
こちらもお祝いにふさわしい服装がベスト。
おじいちゃんはスーツもしくはスーツに準じた服装。
おばあちゃんはニットやカットソーなど、きちんと感があるけども優しい雰囲気のお洋服にしましょう。
気を付けたいのがボタンなどの装飾品。可愛い孫を抱っこしたいですし、ママが食事をする際に赤ちゃんを預かってあげたりすると思います。
優しい肌触りのものを心がけるとパパもママも安心できますし、優しいおばあちゃんとしての思いやりが感じられて素敵ですね。
何をするの? メインイベントは「お名前披露」
もうすでに赤ちゃんの名前は皆さん知っていると思いますが、改めて命名書を披露します。
パパが「5月10日に3200gで生まれた元気な男の子です。将来大きくはばたいてほしいという願いを込めて 大翔 ひろと と名付けました。これからよろしくお願いします!」と挨拶すると、名前の由来なども紹介出来て素敵ですね。
そのあと命名書を飾って写真撮影をしたり、赤ちゃんの手形・足形を取ったり、食事をしたりとゆったりとお祝いします。
4「お七夜」記念に残るイベントにするポイント
【記念に残るお祝いにするポイント①】命名書を必ず作る
命名書はベビー用品店やインターネットで購入できます。
また無料テンプレートを使うパパママも。
いろいろなデザインがあり、手書きもOK・印刷もOKです!
おじいちゃん・おばあちゃんに書いてもらうのも素敵ですよ。
出典元:ヨドバシカメラ
出典元:SASAGAWA
【記念に残るお祝いにするポイント②】家族写真を撮る
赤ちゃんのお七夜は一生に1回!なので、この日には家族写真を!
お祝いの参加者全員、パパママ&赤ちゃん、パパママ&赤ちゃん&パパの方のおじいちゃん・おばあちゃん、パパママ&赤ちゃん&ママの方のおじいちゃん・おばあちゃんなどなどいろいろなパターンを撮ると、おじいちゃん・おばあちゃんも喜んでくれますよ。
後日、フォトフレームなどに入れてプレゼントするのも素敵ですね。
ただ赤ちゃんが疲れてしまわないように、ゆっくりとしたペースで、そして赤ちゃんの目はとても敏感なのでカメラのフラッシュは控えめorなしで!
赤ちゃん第一主義!で、撮影しましょう。
プロのカメラマンに頼みたい!というパパママもいらっしゃるでしょうが、赤ちゃんは外出を控える時期&ママは床上げ前なので、できれば避けたいところ。
プロのカメラマンの撮影はお宮参り頃(生後30日~)からにしたほうが無難です。
【記念に残るお祝いにするポイント③】手形・足形を撮る
生まれたとき、産院で「手形・足形」を取ってくれることも多いのですが、産院によって違いますし、タイミングによってはとってもらえないことも。
そんなときはパパママ&おじいちゃん・おばあちゃん みんなで協力して手形・足形を取りましょう!
赤ちゃんは手を握っていることが多いので、開かせる係と台紙を押し付ける係に分かれましょう!
台紙を赤ちゃんの手・足に押し付けるように移動させるほうが成功率が高いようです。
赤ちゃんの機嫌優先で!様子を見ながら取ってあげましょう。
ベビー用品店や文具店などで販売している手形・足形を取るキットを使うと簡単にできますよ。
出典元:Amazon
5「お七夜」お祝いに招待されたら
赤ちゃんのお七夜に招待されるとしたら、パパママの兄弟であったり、親しい方ということ。
都合がつけば、ぜひお祝いに駆け付けてあげましょう。
気を付けたいポイント
出産のお祝いを持っていく
「出産のお祝い」を持っていきましょう。
パパママやおじいちゃん、おばあちゃんとの関係性によってお祝いの相場が変わってきますので、確認してみましょう。
パパママの兄弟で未婚の場合などは、品物で贈ってあげるといいですね。
※出産祝いの相場について詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
服装に気を付ける
上記でお話ししたおじいちゃんやおばあちゃんの服装に準じた服装がオススメ。
記念写真にも残ることを考えて、選んでくださいね。
いくらあなたが好きでもドクロマークのTシャツや真っ赤な服など華美なものは避けましょう。
赤ちゃんが同席していることを心がける
赤ちゃんが同席していますので、大きな声、喫煙、長時間の滞在はマナー違反。
赤ちゃんが一番!の気持ちを心がけてください。
身内の女性であれば、エプロンを持参して、ちょっとお手伝い・・・なんて心がけがあるとあなたのイメージもアップしますよ。
6「お七夜」私はこうお祝いしました!
先輩パパママ体験談
2児のママ30代 Kさん
生後約10日目の土曜日、里帰りしていた私の実家でパパの両親と私の両親、私の妹 にお祝いをしてもらいました。
パパの両親が隣県から電車で来てくださり、日帰りの予定だったので、お昼ご飯の設定にしました。
大人7人のお祝いの食事会になるため、馴染みの料亭に「お七夜のお祝い」をする旨を伝え仕出し料理を依頼しお祝い膳を用意してもらいました。
メニューは尾頭付きの鯛、お赤飯、お造り、お吸い物など・・・。
命名書を用意し、パパから両方の両親へ改めての出産と名前の報告をして、和やかなお祝いになりました。
命名書は出産前から考えていたので、インターネットで無料のテンプレートを探し、ちょっとひと手間加え、準備していました。
生まれたら誕生日と名前を入れ印刷してフレーム(100円ショップで購入)に入れて完成!
A4サイズなので、子供が大きくなった今でも他の記念品と一緒にファイリングしてあります。
惜しむべきは手形・足形が取れなかったこと!
生後すぐに産院でとってくれたのですが、何か記念品を作りたい!と思っていたので、後日友人に協力してもらい取りました!
赤ちゃんの手って握っているから、パーの形にするのが難しくて・・・。
でもなんとか取れましたので、記念品を作って、両方の両親に渡しました。
とっても喜んでくれたので、作ってよかった~!のですが、手形を取る作業も一緒にしてもらえたら、もっと想い出に残ったかなと思います。
出産直後の入院時期には準備は出来ないので、ある程度は出産前に準備しておくこと、パパやおばあちゃんに協力してもらうこと、これが重要だと思います。
パパママ これからお祝いイベントがいろいろありますが、頑張って!
最後に
お七夜 赤ちゃんが生まれて初めてのお祝い。
まだママは本調子じゃないので、無理はしないでくださいね!
家族だけで和やかにお祝い、でもきちんとお祝いをしてあげることで、記念に残りますよ。
お七夜を皮切りに1歳になるまでお祝い行事がいろいろあります。
赤ちゃんのお祝い行事について詳しく載っているこちらの記事もチェックしてみて下さいね。
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